読書の秋 

読書の秋、なんてちょっとおこがましいですが、、
なんせ私は本を片手にベッドに入れば、睡眠薬は要らない、即、爆睡ですから


そんな私でも最近立て続けて読んでいたのが特攻関係。
今年の8月15日の終戦記念日は今までよりは「戦争」について考える日になりました。

68年前のあの日も暑かったんでしょうか、、、、

ある歌がきっかけでたまたま知った本が「出口のない海」、
この題名を見ただけで、読む前からその情景が浮かんできました。
恐ろしくも人間魚雷の話しです。

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そして「永遠の0」(えいえんのゼロ)
ゼロとは、言わずと知れた零戦のことです。
どちらも映画化されましたね。


小説に書かれた主人公の青年たちは凛々しく、潔く、死を受け入れて散っていくのだけれど、それに至るまでの苦悩や無念は計り知れない。
ぎりぎりまでもがき苦しみ、そして最後は自分なりの命の終わり方を心に決め、旅立つ。
まだ20代なのに、、、
まだ旅立てた者はいいかもしれない、心が定まっているから。
志し半ばというか、、、訓練中の事故、思わぬや病気、整備不良で敵地に辿り着けず海に沈む者など本位でない死もたくさんある、、、

作者は事実を元に、フィクションの主人公を作り上げ、又実在する人物を資料を元に作りあげた、こうであったのではないか、、という心情を代弁している。


今まで戦争を描いた本は目を伏せてきた私でしたが、この歳になってやっと目を向けることが出来たのです。
本当に遅い目覚めです。

こういう本を読んでいると、時代が時代だからしかたないと言えばそれまですが、なんと、今の世の中、選択肢があるんだろう、恵まれているんだろうということです。
こんなに選択肢があるのにもかかわらず、現代病に蝕まれた人達が苦しんでいる。
ここでそれについて書いてますとキリがないので割愛させてもらいますが、戦争では選択肢がないから、ひとつに打ち込めたとも言えるかもしれません。

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私の父は、特攻隊に志願して鹿児島の知覧にいました。
後、数回先には、自分も飛び立つことになっていた時に終戦を迎えたのです。

叔母の話しによりますと、いよいよ旅立つという日が迫る頃、知覧まで父の両親たちは面会に行ったそうです。
それが8月の初めの頃だったらしく、その数日後が終戦だったようです。

昔、父になんで17歳で特攻に志願なんかしたのか、死んでたら私たちは存在してなかったのに、、、そんなことを聞いたことがあります

父からの答えは、戦争に無知だった私には意外な答えでした。

最近、何気に息子に聞いたことがあります。
「なぜ、おじいちゃんは志願したと思う?終戦にならなかったら死んでいただろうに、、、」
26歳の息子はさらりと、その答えを言い当てました。
戦争の本を読んでる息子には難しい答えではなかったのです。
そして同じ20代で散っていった若者を息子はどう捉えているのだろうか、、、


父が残していた本、今私が読んでます。
戦争

今から20~30年前に出版された本で事実を元に書かれた本ですから、現代の人気作家の書いた本に比べたら読みづらいとこもあります。

父はどんな思いで読んでいたのだろう、、、
もっと色んな話しを聞いてみたかった、、、

これくらいの本を読んだだけでは、まだまだわからないことだらけです。
しかし遅すぎましたね。
聞いてみたいと思うようになった時には、、、
耳を傾ける余裕が出来た時には、親はいないものなんですね、、

今日17日は父の17回忌でした。




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コメント

No title

戦争の本は読みたくないです。理不尽すぎることが多いからです。その時代に生きた人は”偉かった”というより、そうするしかなかったのだと思います。避けて通ってはいけないのでしょうが、知れば知るほど辛すぎます。「731部隊」のことを知っていますか?これも本当につらい残酷な実話です。いかに幸せな時代に生まれたか感謝しないといけませんね。

Re: No title

本の受け止め方は人それぞれですね。
又今はどんな本も制限なしに読むことが出来る。
多くの本の中から出会って勇気を与えてくれる本、幸せな気分にしてくれる本、大事ですね。

戦争の本は確かに理不尽すぎます。
でもこうして選択肢を持てる時代に生まれても、悩み、苦しみから解放されることはありません。
そんな時に、自分は恵まれているんだから、こんなことでへこたれてはいけない、もっと頑張れる、もっと可能性があると、今の与えられた環境を大事にしようと痛切に思い勇気を与えられた本でした。
どんな本にも何かヒントが隠されてる、そんな風に思います。
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